表現者/アーティストの、「プロ」と「アマ」の違いって何だろう?と考えてみた
友人からチケットをもらったので、今日ある歌謡コンサートに行ってみた。
《本日のコンサートの構成》
第1部:福岡のアーティストコンサート
第2部:宝塚歌劇団OGによる昭和の歌
色々と学ばされたので、記事にしてみます。
私が感じた事
①相手を感動させ、心を振るわせる事の難しさ
②同じ歌を歌っていても、感動させることができるかは技術力だけではない
③歌詞を見ればどれほどのイメージの深さを持っているのか?がバレる
④在り方・姿勢・態度が一番の魅力
⑤歌唱力だけではなく、演技力が有るか無いかがかなりの差をひらく
⑥相手に伝えたいメッセージが有るか無いか、自分よがりなメッセージだと聞いていられない
などなど。
普段私自身も表現していかないといけないため、とても参考になりました。
宝塚歌劇団の魅力
今回歌われた歌は、歌謡曲なので、聞き覚えがある歌ばかり。
正直、「やっぱり本家本元が歌うのがいい!!!」って思いました。
だけど、演技力が素晴らしくて惹き付けられる魅力がありました。
歌がうまいだけではく、表現力がここまで関わるということはかなりの学びとなりました。
そして、そのプロ集団の中でもやはり違いを見せたのが、表現者の姿勢・態度・アイデンティティ。
個人のアイデンティティではなく、役そのもののアイデンティティになっているのか?によって、見る側の心地よさが違うんだということが、とても良く分かりました。
在り方が役そのものになりきっている人の演技力は、本当に格好良く惚れてしまう程です。
世の中で、宝塚歌劇団に夢中になる人の思いが、少し分かった様な気がしました。
表現者が持つイメージの深さ次第
歌詞一つとっても、どのくらいの深いイメージを持って書かれているのか?が聞き手の感動の濃度にかなり左右します。
どんな表現・言葉・イメージで歌詞を書くのか。
そして自分よがりではなく相手に伝えたい思いや相手に響く表現で書かれているのか。
そもそも、本気で伝えたい思いがあるのか。
伝えたいポイントが明確か。何でもかんでも歌詞にもりこめばいいという訳ではない。
聞いてて会場を出て行きたくなる歌手ってなかなか会わないけど、今回はかなり聞き苦しく・・・。
でも、聞きながら思ったのは、私自身日々発信している中で、この状態になってしまっている可能性はないのか?ということ。
振り返って、「ハッ」とすることもあったりして。。。
イメージの深さは、技術への自信があるので人一倍持っていると思っているけど、それに勝る在り方・姿勢・態度、そしてプロ意識が大事だということが、今回のかなりの学びとなりました。
この学びを生かして、更なる表現力を身につけていきたいと思います。