「いま、世界が日本酒に夢中です」
今、世界が日本酒に夢中です!『婦人画報』9月号の特集
美食の都、パリの街では「SAKE」が食卓を席巻、トレンド発信地、ニューヨークではアメリカ人による初の酒蔵が誕生……。
伝統的な日本の蔵元も、これまでにない進化を遂げています。
いま、各国で盛り上がりをみせる、日本酒最前線をレポートされていました。
パリ、ニューヨーク、日本、それぞれから、今、各国で盛り上がりを見せる日本酒最前線がレポートされ、弊社社長も授賞式に招待された「Kura Master」のことも詳しく紹介されています。
フランスで開催されているコンクールが、「フランス人による、フランス人のための日本酒のコンクール」であり、味わいの評価だけでなく、フランス料理とのマリアージュが楽しめる日本酒を見出すことをコンセプトにしていること。
日本での審査基準とは異なり、審査員に、星をもつフランスのガストロミー界を象徴する店のシェフやソムリエら、錚々たる顔ぶれの70名のフランス人が審査にあたったこと、いかにフランス料理界に、日本的なエッセンスが注目されているかなどが語られています。
日本人として、日本酒を知ろう!
日本オリジナルの日本酒。
日本酒は日本人ならではの「繊細さ」が込められているお酒、様々あるビールやウィスキーなど欧米のそれえとは全く別物です。
歴史として、日本酒がいつから作られ人々の口に入る様になったのかは、明確に分かっているわけではありません。しかし、はっきりしているのは「米作りが盛んなところからお酒造りが始まった」ということです。
ご存知のように、日本酒の多くは米から作られたものであるため、日本国内では「米がたくさん作られ、食べるという他の用途が考えられるようになってから」と言われています。
また、1世紀に書かれたという書物にはすでに日本酒が登場していることもあり、かなり古くから飲まれるようになっていたことは確か。
その他、魏志倭人伝や日本書紀にもお酒の存在がはっきりと明記されていますので、今と同じようなお酒だったかどうかはともかく、この時代からお酒が飲まれていたということは確実。
日本酒には、日本のルーツが含まれているということになりますね。
古くから飲まれていた日本酒は、日本が近世に向かって歩むのと同時にその歴史を発展させてきたことが解ります。
飲むのは飲むけど、その奥深さを知らない今。
美味しく頂きながら、その魅力をしっかり知り深めていきたいですね!