員茶(かず茶)体験♪
員茶(かずちゃ・数茶)体験♪
友人に紹介して頂いて、茶道の体験教室へ。
今日は、お茶会が終わった後とのことで、いつもと違って遊びを取り入れたお教室でした。
体験させて頂いたのが「員茶(かずちゃ・数茶)」
花札のような、お茶のお遊びでした。
茶の湯には、点前を通して自身の心と体を鍛える 「道」としての在り方が基本にあり、
「七事式」はそれを極める手段として 江戸時代中期に制定された修練法だそうです。
員茶(数茶)は、七事式の中でも楽しいお稽古だそうです。
花の描かれた十種香の札が使われます。
折敷に客の人数分の花の札が二枚ずつ入れられ、客は其々一枚ずつ札を引きます。
お茶が点つと札元が折敷の中から札を引き、出た札と同じ花の札を引いた人がお茶を頂きます(私の札は松で、4人の中で3番目でした)。
母は茶道をするため、日常でお抹茶を頂く機会はありますが、作法を把握はしていないので、何をするにも見様見まねです。歴史がある分、緊張も・・・。
数茶は客全員がお茶を頂けますし、いつもの作法はなしでそのままお茶を頂いたらいいとのこと。
札に描かれた花の絵も綺麗で可愛らしく、当たると「お除き(おのぞき)を」と言うのも、奥床しい感じがして楽しいお稽古でした。
先生のお話を受けて
「昔の方は、厳しいお稽古の中に、楽しい遊びを交えていたんだよ〜」と。
締めるときは締め、楽しむときは楽しむという、潔さを感じます。
20代から茶道と華道の先生を始められて、もう50年くらい続いていると。
言葉一つ一つにある知識と経験の深さに、多くを学ばせて頂きました。
私は、千利休の茶道の神髄に出会いたい!と思っています。
型にはまった茶道ではなく、一つ一つの動きに組み込まれているシンプルだけど深みのある和の心。
なぜそのお手前の動きをしているのか?
その一つ一つに対して、質問したくて仕方ない!!
意味を理解しイメージ込めて点てるお茶を提供すること。
また一つ、今後の目標ができました。
まーまず基礎からですけどね・・・。
以前、茶道に関して書いた記事です。
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