「感染列島」という映画とルターの言葉から思うこと
新型コロナウイルスが世界の大きな課題として登場した今、人類はどうやってこの局面を乗り越えていくのでしょうか?
今日、「感染列島」という映画を観ました。
今回のことが起こるなんて予想も何もなかっただろうに、今のタイミングで見ると思うことがたくさんあります。
原因を明確にすることがない限り、いくら表面の対応を繰り返したとしても、絶対に改善することはありません。
原因が明確になるからこそ、解決策を正しく定めることができます。
今回の新型コロナウイルスもその通りだな〜と思いました。
今の政府がしている対策が、本当に今の日本の現在地に沿ったものなのでしょうか?
新型コロナウイルスがどんなものなのか?がまだ明らかではない中で、今の対策だけをやっていくだけでは、解決できないと言っていいと思います。
政府に求めたいことはたくさんありますが、まず自分ができることから、国民一人一人が対応していくことが何よりも大事だと思います。
映画の中の最後の言葉がとても印象に残ったので、記録しておきます。
ルター(ドイツの宗教改革者)の言葉です。
(1483/11/10-1546/218。宗教改革の中心人物、プロテスタント教会の源流をつくった。)
「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」
Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.
初めて聞いたので、あれこれと調べてみましたが、ルターがどんな意味で話したのか?という解析はなさそうです。
私が思ったこととしてですが、
目の前の現実にはまって不安恐怖に陥りバタバタしても、何も解決しないし無駄。
それよりは、未来を見て「今何をするべきなのか?」を正しく理解し、着実な一歩を重ねていくことが、必ず未来へと繋がっていくステップ・蓄積になっていきます。
何が起こってもその現象に振り回されず、不動の心で対応していくことができることが、今の時代とても大事なことだと思いました。