Cool way of life 〜究極の美しさ シンプルな生き方へ〜

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人間が変化するときに大事なポイント「観点(判断基準)と自分自身を切り離す」

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nTech(認識技術)に10数年関わってきて、最近、観点の問題に苦しんでいる人のフォローに2人連続で遭遇しました。

 

2人ともある程度の役割ポジションを持って、日々活躍されている人たちです。
もちろんたくさんの変化を蓄積し素晴らしい2人ですが、突破できない自身の認識に苦戦しているようでした。

 
人間が変化するときに大事なポイントとは?に関して私が思うことですが、
それは、「自分自身と観点(判断基準)がくっついたままでは変化は難しいので、観点と自分自身を切り離し、自分の観点に無責任になること」だと思います。

 2人の友人も、突破できずにいたのはそのポイントでした。

 

観点(判断基準)は0〜6歳である程度完成し、20歳でほぼ完成してしまうものです。
人間誰しも生きる上で必ず必要なので、良い悪い関係なくそれぞれの状況に合わせてオリジナルの観点を作っていきます。
それ以降、人生を変えるほどのよほどのショックがない限り、観点の変化は起こりません。
地震津波が起きたら変わるでしょ?
と思うかもしれないけど、いやいや・・・そうやすやすと変わるようなものではないのです。
ダイヤモンドよりも固いと言われているように、そんなにやすやすと消すことができないのが観点の恐ろしさだと思います。

 

0〜6歳の頃は、まだ自分でいろいろ選択して判断することはできない未熟な状態です。
周りにいる大人や生まれたその時代や家庭・国が常識としているものによって、子供は一つづつ分からないながら手探りで掴み取り、生きる術として観点を作りながら20歳まで成長していきます。


そしてちゃんと理解してほしいのは、
今使っているあなたの観点は、昔自分で何も決められない未熟な時にできてしまったその観点に他ならないのです。
でも、普段生きているとそんなことには目もくれず、知らず知らずのうちにその観点に左右され右往左往していませんか?

まず、その事実を知っていただきたいですし、そのことが自分自身と繋がって分かったならば、驚くというかもはや呆れてしまうのではないでしょうか。

 

ちゃんと考えてみたら、
0〜6歳のときに作った観点なんて、自分には全く責任はないのです。
判断も選択もできない時期だから、責任持て!と言われても無理な話です。

生きるため・幸せになるために必要だから、コツコツと未熟ながら作り上げてきた、言えば同じ人は一人もいないオリジナル宝物のようなものだと思います。

責任を取りようもないものに責任を感じてしまったら、「なんてダメな私なんだ〜」と思ってしまいますが、無責任でいいのです。

今は未熟ではなく自分で選択できるのだから、
「へ〜私は小さい頃の経験からそんな観点を装着しているらしい、この観点はこれからの私の人生にとって必要ないから、こっちの観点を装着しよう!」
と切り替えて、使う道具を変化させれば良いのです。

そんな変化の方向性を可能にする技術が、もうすでに完成しています✨

 

今の観点(未熟な時につくった不完全なアイデンティティ)を変えずに、建増しのように上に上に増築あげていった場合、一見素晴らしい建物(多くを得て進化した姿)には見えても、土台が不安定であれば、何かの条件状況に遭遇した場合一瞬にして崩壊を迎えるのは当然のことですよね。

 

そんな自身の弱さに目をつぶって強がって生きる生き方ではなく、ありのままの自分・無限の可能性そのものの自分であることを理解し、どんな状況に遭遇したとしても、不動心でいられる生き方へとシフトしていくことをおすすめしたいと思っています。

 

何よりも、まず自分をしることからスタートです。

自分を知ることで、相手とも正しく出会うことができるようになりますよ。

 

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